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訃報

2011年7月29日 (金)

小松左京氏逝く

昨日から訃報が続く。

元ロッテ・阪神などの伊良部秀輝氏がアメリカで亡くなったそうだ。
ご冥福をお祈りいたします。

話を別にするが、先日、よそ様のブログにコメントした。
SFは好きでした。御三家と言われる中では小松左京氏が好きでした、と。

その小松左京氏が死去したとの報が流れた。イメージとしては黒々とした髪を後ろになでつけて、煙草を常に口にしていた黒縁メガネのおじさん、とあったのだが。

80歳だったそうだ。というから、昭和6年生まれだろう。父親の年代が次々と亡くなっていく。

氏の作品で有名どころでは「日本沈没」「さよならジュピター」「復活の日」などが挙げられる。
「日本沈没」だとか「復活の日」などは映画を見た。「飢えなかった男」などのホラーSFも読んだりした。時空ものも好きだった。

私の印象深いのが「こちらニッポン・・」という作品だ。氏の得意とするシュミレーションSFだ。

日本中から人々が消失する、という話で、夢中になって読んだ本だ。主人公が泥酔し、階段から落ちて意識を失っていた間に世間の人々が跡形もなく消えてしまった、という話だ。

なんといっても、主人公が徘徊する大阪の街が文章でリアルに描かれていることにすごく興奮したのを覚えている。ヒロインがバイクで阪神高速福島ランプを経て、ホテルプラザで主人公との初の邂逅を果たす、というあたりが何とも言えずリアルで、まざまざと映像が浮かぶのだ。

「ゴドーを待ちながら」という不条理劇を話の鍵にするが、場面設定のリアルさがサイエンスフィクションを忘れさせた。

小松左京氏のご冥福をお祈りいたします。

ところで、wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3%E2%80%A6)によると、舞台を「京王プラザ」と表記している。
だが、作品では私の記憶に間違いがなければ大阪朝日放送が経営していて、その後破たんする、大淀にあった「ホテルプラザ」の間違いではないだろうか。