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2015年1月 8日 (木)

円安で国内回帰へ向かう企業

2015年も明けて、早くも1週間を過ぎました。
通常の日々が続くわけですが。
相変わらず、新年早々ムカつくニュースの多いこと。

日系メーカーの製造拠点の国内回帰を促した円安の動き
http://zuuonline.com/archives/39461

 日系メーカーの製造拠点の国内回帰が次々と表面化しており、原因として無視できないのが、急速に進む円安の進行だ。民主党政権下で一時、70円台まで進行した為替も昨年12月には1ドル約121円になり、生産の国内シフトのさらなる活発化にもつながる可能性がある。

海外の生産拠点の日本への移転を公表しているのはいずれも日系大手メーカーだ。自動車メーカーでは、本田技研工業 <7267> が国内販売する原付バイクの生産の一部を熊本県の工場へ移管を検討中と公表した。ほかにも、日産自動車 <7201> のカルロス・ゴーン社長も昨年末の報道各社とのインタビューで、国内生産を拡大させる方針であることを明らかにした。

 円安は日系メーカーの業績面にも影響しているとみられ、トヨタ自動車 <7203> の2015年3月期中間決算での連結営業利益も為替変動により700億円押し上げられたという。国内の雇用面増への貢献併せて、各企業の業績にも円安傾向が良い形で波及したといえそうだ。

 円安の流れに乗ってか、生産拠点の国内移転を進めるもう一つの分野がある。大手家電メーカーの各社だ。パナソニック <6752> は、海外で生産した製品を逆輸入し、販売している洗濯機とエアコンなどについて今春から国内で生産することを明らかにしている。同様にシャープ <6753> も、国内生産への切り替え推進を表明。同社のテレビや冷蔵庫の生産が国内で行われることになりそうだ。

 さらに、キヤノン <7751> の御手洗冨士夫会長兼社長も報道機関とのインタビューで「国内生産の比率は3年くらいかけて50%にしたい」と語った。3月の経営方針説明会においても、世界最適生産体制の整備を14年の重要課題として「(生産の)日本への回帰」「消費地生産」が挙げられた。

 自動車、家電の両分野で大手メーカーが円安傾向を受けて国内への生産シフトを進める方針を相次いで明らかにする中、各種部品の供給企業も国内に生産を移管するかが今後、焦点になりそうだ。

こんなニュースもそのひとつ。

大手企業の生産拠点がニッポン国内に戻ってくる動きのどこがムカつくニュースなんだよ。ニッポンの名だたる輸出型大手企業が揃いも揃って国内生産にシフトするんだから、国内の雇用増にもつながり、まことにけっこうなことじゃないか、この天邪鬼親父め。

・・・と、思われるかもしれませんけども。
ここに名前が挙がっている企業は円高のとき、直近で言えば民主党政権時代、春闘でも賃上げに一切応じることもなくて「労働コストがこれ以上増えると、企業は海外へ出て行かざるを得ない」などと口角泡を飛ばしてぬかしていた訳です。賃上げどころか、正社員を減らして派遣などの非正規雇用を増やし、奴らの言うところの「労働コスト」の減少に血道をあげているのです。
このニュースにも出ていますが、キャノンの御手洗などと言うヤカラは経団連の会長だったのですが「法人税が高いので海外へ出て行かざるを得ない」だとか時の政権を恫喝する材料として「出て行かざるを得ない」を常套句としていました。

ところが、アホノミクスのおかげで円安が進行したもんで、あわてて海外の工場をニッポンへ戻すというんですから、ほんと、ニッポン人として大変誇らしい。

ようするに、こういったグローバル大企業(皮肉)は為替相場だけでソロバンを弾いていると言われても仕方がないでしょうね。
モノづくりニッポンは終わった、と言われて久しいのですが、それもこれも労働コストばかり重視して、国内での雇用を破壊してきたツケが回ってんじゃないの?と言いたくなる訳で。

つまり、なんのかんのと言いますけれど、輸出型企業にとって為替だけが経営の指標です(きっぱり)。ずいぶん前の話ですが、このブログにコメントを寄せた人で、企業が海外生産をするのは、現地で物を売りたいからだ、と言った御仁がいました。それも無きにしも非ずでしょうが、だったらなんで少し円安になったからと言って、とっとと国内に戻ってくんだよ、と。
その見方のセンスの無さ、企業に飼いならされた社畜としての発言は、今さらながら何と申しましょうか(呆)。

でも、国内の雇用増につながるという向きには、非正規が4割近くを占めて、あの竹中平蔵が「正社員をなくすことですよ」などとノタマウ現状に、バラ色の未来が待ち構えていると考えるのは早計でしょうね。

もっと言えば【外国人技能実習生制度】という、とんでもない守銭奴企業が群がる、人権を無視したような。穴だらけの制度を推進したい現ジミントー政権側と企業側は、海外から来た技能研修生の格安賃金・・、例えば時給に換算して25円にしかならない、などというものを悪用して「こいつは中国で生産するよりも利益が上がる」などと、またしてもソロバンを弾いているのかもしれません。
それは二重の意味で許せないと思いませんか。

まあ、生産拠点はニッポン国内で、たしかに「メイドインジャパン」かもしれませんがね。ニッポン人の雇用増に貢献するんだろうかなあ、と。

・・このエントリをそんな皮肉で締めくくります。

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コメント

嘗てシャープが亀山工場をパナソニックが尼崎等の工場を円高等で、どの様な仕打ちをしたかを再検討しないで、諸手をあげて喜ぶ事は出来ないのですが…

安打製造屋さん、コメントありがとうございます。

ええ。
結局ですね、「円高だ、円安だ」と右往左往するグローバル大企業のどこが「持続可能な成長戦略」だということです。労働コストを安くしたいばかり。そりゃ営利を目的とするんですから、コスト削減は大命題かもしれませんがね。テメエでテメエの首を絞めてんじゃないのか、ということです。
国内の雇用を大事にしないでしてきたツケがいま、家電会社なんかに如実に表れていますよね。

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