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2013年9月

2013年9月30日 (月)

秘密保護法案―パブコメで8割もの反対意見

秘密保全法、もしくは秘密保護法というのを政府が画策しています。これは野田民主党政権時にも法案提出すると言われていたものです。
ですから政権に係らず、政府(官僚)が強い意識でのぞんでいる法案のようです。

東京新聞

秘密保護法案 意見公募で8割反対

政府は二十六日、自民党の特定秘密保護法案に関するプロジェクトチーム(PT)の会合で、機密を漏らした公務員らへの罰則強化を盛り込んだ同法案の概要に対するパブリックコメント(意見公募)の実施結果を明らかにした。今月三日から十七日の間に約九万件が寄せられ、反対が八割近くを占めた。

 意見公募は、政府が法案を閣議決定する前などに、国民の意見を聞く制度。意見が数件しか寄せられないケースも多く、九万件は異例だ。今回の募集期間が、一般的である三十日の半分しかない十五日だったことを考えれば、国民が強く懸念している実態を示したといえる。

今回の秘密保護法案に関するパブコメでは9万件、8割が反対を表明したそうです。
ここで私が思い出したのが、原発問題の意見公募でした。私も意見をネットから送信しました。
その結果、原発ゼロを支持する意見が7万件以上、割合にして87%にも上りました。

(以下参照)

東京新聞(リンク切れ)

2012082899070203

二〇三〇年時点の原発依存度などをめぐる政府のパブリックコメント(意見公募)の集計結果が二十七日、公表された。有効意見は八万八千二百八十件で、政府が示した原発比率の三つの選択肢(0%、15%、20~25%)のうち、原発ゼロ案の支持が約七万六千八百件(87%)を占めた。さらに、原発の代替手段となる再生可能エネルギー・省エネ対策については、電気料金の上昇につながるにもかかわらず「コストがかかっても拡大」が39%に上り、脱原発に向けた国民の覚悟が示された。

にも拘らず、その後原発推進の自民党に政権が交代したといっても、9割近い国民が原発ゼロを支持したのもまるっきり無視し、安全性を高めて再稼働したいというのですから、果たして意見公募というシステムが単なる国民ガス抜きのためのセレモニーだと、考えるのも無理のないことだと言えないでしょうか。

しかもその当時の有識者会議でもこんな言い草が登場しています。

【委員から「強い意見を持っている人が集まり、少数派が沈黙した可能性がある。(意見の)理屈は参考になるが、(支持率の)数字はあまり参考にならない」(田中愛治・早大教授)との指摘があった。】

今回の秘密保全法意見公募でも自民党の町村などと言うネオコン政治家が「組織的にコメントする人々がいたと推測しないと理解できない」とノタマッタと言います。
つまり、いついかなる場合も政府が想定した結果にならなければ、強い意見を持っている人が集まり、組織的にコメントしたということになるようです。

国民が自分の意見を情報を晒してでも政府に申し述べる、という意見公募の意義そのものは認めるとして、結果を左右するほどの強い拘束力があるわけじゃなし。
効果のほどは果てしなく地平線の彼方に沈んでいくという気がしてなりません。
まあ、屁のツッパリくらいにはなるかもしれませんが。

追記

秘密保護法案に関する記事はこちらが充実しています。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4811.html

ブログ『村野瀬玲奈の秘書課広報室』

2013年9月29日 (日)

堺市長選挙で引導を渡されればいいのに

今日は堺市市長選挙だそうです。
私は住民ではないので関係ありませんが、橋下が率いる大阪維新の会の苦戦が伝えられているようでして。

毎日JP

堺市長選:現職先行か 橋下・維新代表「争点間違えた」

争点設定を間違えた」。維新代表の橋下徹・大阪市長は24日午前、大阪市役所で記者団に語った。

 維新が掲げる大阪都構想は、西林氏が勝てば実現に直結するわけではなく、最終的には住民投票で過半数の賛成が必要となる。橋下氏は「住民投票の話をしなかったのはミスだ。住民投票のプロセスを訴えるよう連休中に指示を出したが、遅きに失した」と語った。午後には西林氏とともに堺市内で街頭演説し、「大阪府市でやっと都構想の協議が始まった。どういうものか見てから、イエスかノーか住民投票で判断してほしい」と繰り返した。同市堺区の選挙事務所は同日、「堺の皆さんに不利益な提案は、住民投票で否決できます」と書かれた張り紙を入り口に掲げた。

 

なんだか大阪維新の輩のツイッターで、【橋下さんが堺東で3回ほど演説すればチンパンジーでも勝てる】と豪語していたそうですが。
世論調査で劣勢を伝えられると「争点間違えた」です。挙句、都構想には住民投票があります、と今さらな言い訳をグダグダ語ったそうです。

ところが。

しんぶん赤旗

大阪市や堺市を廃止し複数の特別区を設置する「大阪都」構想への参加の是非が争点となる堺市長選(15日告示、29日投票)に向けた大阪維新の会の集会(堺市内)で、代表を務める橋下徹大阪市長は2日、「先に大阪市で(特別区設置を認める)住民投票が成立し、堺市が後から入ってくる場合には住民投票がないと思う」と発言しました。

 「大阪維新の会・堺」の西林克敏市長候補を紹介するビラでは「堺が大阪都に参加するまでのプロセス」として「最後は住民投票」と明記されており、橋下氏の発言は地元組織の宣伝の内容と食い違っています。

 橋下氏は集会で「まず(市長選で)西林さんが通って、1年半後の堺市議選で維新・公明で過半数を取れれば都構想に向けて進んでいく」と発言。2015年4月に「大阪都」(大阪市廃止)を実現した上で「本気でやろうと思えば29年(2017年)以内には堺市が入った形での新しい大阪都になる」とも語りました。

選挙戦前には強気で鳴らす橋下らしく「堺市が後から入ってくる場合には住民投票がないと思う」と言ってた訳です。
テメエが不利と見るや、相変わらずコヤツの嘘というか、その場限りの口から出まかせが炸裂しているようです。
こんな野郎は、さっさと政治から身を引いてほしいもの。

※typoがありました。純民→住民です。

申しわけございません。

2013年9月26日 (木)

居直り?軍国主義者と呼んでいただきたい― 安倍首相

ニッケイ

訪米した安倍晋三首相が安全保障戦略の発信に力を入れている。25日昼(日本時間26日未明)に米シンクタンクのハドソン研究所の主催で講演し、検討を進める集団的自衛権の行使容認や日本の防衛政策の見直しの狙いを説明した。一連の取り組みについて「中韓両国との溝を広げかねない」との見方があることを意識し、米側の懸念をぬぐう狙いだ。

(中略)

首相は講演で、名指しは避けつつ「日本のすぐそばの隣国に軍事支出が少なくとも日本の2倍で、米国に次いで世界第2位という国がある」と指摘。日本の防衛費の今年度の増額幅が0.8%である点に触れて「もし私を右翼の軍国主義者と呼びたいのであれば、どうぞそうお呼びいただきたい」と言及した。

もし私を右翼の軍国主義者と呼びたいのであれば、どうぞそうお呼びいただきたい

ご本人が自ら「どうぞそうお呼びいただきたい」と言うのだから遠慮なく言わせてもらいましょう。

戦前戦中の軍国主義に戻すため、すべての陰謀の画策をめぐらしている、極右の無責任嘘吐き政治家、と。

で、その講演の主催がアメリカの保守系シンクタンク「ハドソン研究所」だそうです。

ウォールストリートジャーナル

安倍晋三首相は25日、米国の有力保守系シンクタンクであるハドソン研究所から、同研究所の創設者故ハーマン・カーン氏の名を冠した「ハーマン・カーン賞」を受賞する。同賞は、保守的な立場から国家安全保障に貢献した創造的でビジョンを持った指導者に毎年贈られているもので、米国人以外では初めての受賞となる。

中略

ハドソン研究所では、11年12月に石原伸晃自民党幹事長(当時)が講演し、尖閣諸島(中国名:魚釣島)の早期国有化と自衛隊配備を提唱した。それに呼応して、同氏の父親で保守政治家として名高い石原慎太郎都知事(同)が12年4月に、同じく米国の著名保守系シンクタンクのヘリテージ財団で講演、都による尖閣諸島購入計画を明らかにした。同年秋に日本政府が、都による購入を阻止するために同諸島を国有化した。

安倍氏は、ナショナリスト的な傾向を隠そうとせず、日本の安全保障の強化を図っている。しかし、まず日本の主要な課題である経済・財政上の問題を解決しなければ安全保障の問題に取り組むことはできない。安倍氏のハドソン研究所での講演は、それにどう対処するつもりなのか、新たな手がかりを示す機会となろう。

(太字は管理人)

放射能の危険性を無視する、限定的核戦争を肯定した創設者の名前の賞を受賞するなんざ、さすがアベシンゾーです。

そんなネオコン保守系シンクタンクの主催で講演するんですから、『右翼の軍国主義者と呼んでいただきたい』というのも頷けますね。

2013年9月20日 (金)

【エアー安全】口から出まかせを糊塗するアベシンゾー

ギャグだ、と想田和弘氏がツイートしているようですが、まあ、コントですね。

中央の赤いヘルメットが完全ブロック・・いや、完全武装も勇ましい安倍首相だそうです。
コヤツは今回もさらに、「完全ブロック」を強調したそうです。
まあ、言うだけタダやし。いわゆる「エアー安全」です。安全だと百回唱えると安全なんだと。しかも僕ちゃんが言ってんだよ、というところでしょうか。

「シルトフェンス」というものを視察して、ボクちゃん、完全ブロックだぁ、とさらに確信したようです。調べますと、このシルトフェンスは別名「汚濁防止膜」というそうで、汚水の粒子などを沈殿させる効果があるといいます。でも水面に浮かべても、底部はがら空きの状態だそうで、汚濁した粒子、例えば固形の物なんかだと効果はあるんでしょうが、果たして放射性物質が沈殿してくれるんでしょうか。

その辺はよく分からないのですが、でも、トリチウムなんか3重水素という非常に水と親和性が高いので、「放射性水」となって流出は防げない、という専門家の見立てもあるようです。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130913-00000017-pseven-soci

福島原発「トリチウム薄め海に流す」案の危険性を専門家指摘

「トリチウムに害がないというのはあまりにも無責任です。トリチウムは、水素の放射性同位体のことで、放射性水となり、水そのものに混じります。水とともに体に入り、体内でベータ線を発して、体外に排出されるのです」

ベータ線とは、放射線の一種で、体内に取り込まれると、健康被害が生じる。

「トリチウムの放射線は、弱いといっても電離を行い、体内でつながっている組織をひとつひとつ切断します。人間の生命機能は、分子が全部つながっていることで健全さを発揮しています。ところが、あちこち切断されると、つながりがなくなり、生命機能が不充分な状態になります。その結果、免疫機能が低下するなどの体力低下につながり、発がん、心臓病などのリスクが増加するのは必然的です」(矢ヶ崎さん)

まあ、テメエが口にしたことを糊塗するために何でもしますわな。最後までアベシンゾーが責任を持ちまちゅ、と言っても前回のことがあるんで、それを信じるのはよほどのウヨクか、お花畑ということでしょう。

2013年9月16日 (月)

9月16日ツイートのまとめ、ってやつです

久しぶりに、手抜きで「ツイートのまとめ」っていうやつ、です。
なんだか多くつぶやいてしましました。反省。


朝から台風18号が近畿から東海を直撃している、というのに大阪市の災害対策本部が立ち上がってんのも知らずに堺市長選挙での現職相手候補をツイッターでこき下ろすアホの橋下。
そんなこんなでTLが洪水のようにハシモトネタで溢れていました。

東京新聞:「機密」拡大解釈の恐れ 秘密保護法案 見えぬ意義:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi… 集団的自衛権でもそうだけど、この政府は「解釈」なんてどうでもなると思ってるから、拡大でも変更でするよ。 via Tweet

 

『橋下さんの一連のツイートはまさに正論だと思います。批判している人達には責任と役割分担の概念がなく単に感情で批判しているだけですね @kogurek1』 ←誰が現場で陣頭指揮をしろと言っているのか。市民への思いが至らない、てめえ勝手な独断専行市長がクズだと言ってるんだよ。 via ついっぷる

 

【政治家は、批判や文句を言うことが主たる仕事ではない。】などという橋下のツイートには、ツッコミがもう既に数えきれないほど入っているけれど、そんなツッコミが当然入る、ということも分からんくらいテメエを見失っているんだろな。 via web

 

 

 

みの自粛の「朝ズバッ!」冒頭でアナ神妙 nikkansports.com/entertainment/… @nikkansportscom 他人が神妙にならなくてもさ。 via Tweet Button

 

毎日世論調査:東京五輪開催「良かった」68% mainichi.jp/select/news/20… 情弱が68%ってことね。 via Tweet Button

 

ヘッドライン | 主要 | 科学・環境 | 第1原発タンクのせきから排水へ 台風の影響で水位上昇 - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/news/2013/09/p… またこれでまき散らされるんだな。 via Tweet Button

 

「幸せな国」番付、トップ5は欧州が独占 日本は43位 cnn.co.jp/fringe/3503701… @cnn_co_jp 43位でも高いくらいですな。 via Tweet Button

 

【慰安婦問題】河野洋平氏を提訴へ 「国民運動」談話撤回求める署名も3万超 - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/politics/news/… 歴史修正どころか「なかったこと」にしたい連中どもが、右傾化の中わいてきた。 via Tweet Button

 

20朝日新聞デジタル:国の機密漏洩、最長懲役10年 秘密保全法案、厳罰化 - 政治 [70link http://t.co/KezDv3BD4r] asahi.com/politics/updat… つーことは、安倍晋三が統一教会とズブズブの関係だと、書いただけでブタ箱に10年か。via Tweet Button

再稼働そのものが「原発テロ」だろが。 RT @ehime__news: 原発テロ“水際”で防げ~伊方 - 読売新聞 bit.ly/185ZHpG via ついっぷる 

今日はツイッターをようしてしもうた。せんないこっちゃ。 via web

 

 

 

2013年9月13日 (金)

『国家戦略特区』というのは無法地帯と同義なのかね

ヨミウリ

大阪市の橋下徹市長は11日、市中心部の御堂筋周辺に、労働基準法などの規制を一部緩和し、能力主義・競争主義を推し進めた特区を大阪府とともに作る構想を明らかにした。  政府の「国家戦略特区」の創設に向けて、同日、府市で共同提案するという。労基法が定める週40時間の労働時間や、解雇規制の緩和などが想定されているが、雇用主側に極端に有利な制度になりかねないとして労働条件の悪化を指摘する声もある。

 橋下市長は同日、市役所で記者団に対し、「労働者を守る法制度は必要だが、能力主義・競争主義を前面に掲げてやっていきたいという人もいるはず。批判を受けるかも知れないが、挑戦したい。『チャレンジ特区』と名付けたい」と話した。

 市経済戦略局によると、構想では、御堂筋周辺の企業で、年収1000万円以上の高収入を得られる労働者が対象。営業や企画の分野で高い能力を発揮する人や、専門的な技術を持ったエンジニアやデザイナー、有能な為替トレーダーなど、高度で特殊な能力を持ち、「法規制にとらわれずに思い切り働きたい」という労働者を想定しているという。一方で、「劣悪な労働条件で働くケースが出ないような対策も必要」としている。

またもや橋下が、政府与党の補完勢力としての姿勢も露にしているようです。
国家戦略特区、などという規制緩和策に乗っかって、「御堂筋特区」というか「チャレンジ特区」なんていう名称で、労働法制に囚われない規制緩和をしたいということだそうです。
例えば週の労働時間・40時間を超えないという規制を取っ払って自由に働かせる、橋下曰く『能力主義・競争主義を前面に掲げてやっていきたいという人もいるはず。』まあ、確かにそういった類の人間もいると思うけれど。
それで年収1000万超の労働者が対象だというのです。

けれど、年収1000万を超えるサラリーマンの現状が、「ディーセントワーク」できているのか、と言えば甚だ疑問です。当然雇い主の側も高給で遇しているのだから、【9時~5時で週休2日・残業も月60時間を超えない】なんて言うことを許すと思えないのですがね。それなりの働きをして貰う、ということで「劣悪な労働環境」に置かれるのは自明の理だと思うのですけれど。サービス残業は当たり前、休日出勤は勿論、その上に成果が上がらなきゃ、責任を厳しく問われる、というのが今の日本の高所得サラリーマンの姿だろうと、想像に難くないのです。

だとしたら、何もそんな「特区」なんか作らなくても、とっくに、緩和されてんじゃねえの?と思うのですがね。
この「特区」なんていうものは、国や自治体のお墨付きを得て大手を振っての法違反、つまり「無法地帯」をつくる、ということではないかと思うのです。

橋下のインタビューを聞いていると、「労働法で守られなくても良いよ、という労働者もいる筈です。日本全国そんな風になってはいけないと思いますが」と喋っているようです。じゃ、何故ワタミや、ユニクロみたいな「ブラック」と言われる企業が日本全国で問題になっているんでしょうか。1日24時間1年365日働け、なんていう某ワタミ。それで成果が上がらなきゃお前はクビだ、という企業が問題視されるのは、そこに必ず労働者の痛みが伴ってくるからでしょう。

ロボットじゃあるまいし、金をやるから規制を取っ払って、つまり人間らしい生活を無視して働け、なんてそんなものが長続きする訳がありません。だからこそ規制が必要だし、今までの経験則から労働法が出来たのじゃないでしょうか。仮に労働者側も初めはそれで了承したとしても、「こんなはずじゃなかった」というのがオチです。てめえ勝手なというか、残念ながら、人間なんてそんなものでしょう。

で、橋下やアホノミクスを唱えるアベシンゾーなどのヤカラは、企業の利益だけを想定しているのです。企業だけが繁栄すればよい。
つまり労働者が規制緩和で疲弊し、体を壊したり、家庭が崩壊しようが「それはあなたが選んだ道です。自己責任」と、だからこそ「特区」なんですよ、ということですね。だって解雇しやすい環境下では労働者・国民は使い捨てですから。権力者にとっては痛くも痒くもないようです。そんなもんに騙されないようにすることだけが、せめてもの抵抗でしょうか。

2013年9月12日 (木)

なんの国益 尖閣国有化

沖縄タイムス

石垣市から北の海域。魚湧く漁師の海が「政治の海」へ変わり1年が経過した。昨年9月11日、政府が尖閣諸島を国有化して以降、中国公船が尖閣に接近。日台漁業協定の締結で台湾漁船も海域に乗り入れた。「静かな環境で漁がしたい」。沈静化を願う思いとは裏腹に、尖閣の政治的対立をあおる保守系団体、一部メディアの存在や生活の場を狭められている現状に漁師たちの不満は募る。

(中略)

 「実際に漁をしている船には中国公船は何もしてこない。でも報道では『漁船を追いかける中国船』と緊張をあおっている」。八重山漁協の上原亀一組合長は一部報道が日中対立をあおり、結果的に漁師に跳ね返る現状に懸念を深める。

 上原組合長は「政治家のパフォーマンスに多くの組合員が迷惑と考えている。中国のやり方には怒りを覚えるが、双方で冷却期間を置いてほしい」と訴える。 日中の緊張が高まる中、政府は中国と台湾の連携を防ぐ狙いで5月に日台漁業協定を締結。石垣北海域に台湾漁船が繰り出すようになった。

 同漁協の比嘉幸秀幹事は4月、水産庁幹部に怒りをぶつけた。2010年9月、尖閣付近で中国漁船が取り締まり中の海保の船に体当たりした事件後、政治家が次々と漁協を訪ね、「日本領土を示すために、積極的に尖閣で漁をしてください」と呼び掛けた。

 それが今では漁を自粛せざる得ない状況だ。「政治が決めたから従え-ということか。今は台湾とルール作りを進め、正常化に近づけるしかない」と比嘉さんは表情を曇らせる。

 尖閣諸島は冬場、高級魚のマチを一本釣りで狙う好漁場。「漁業補償の話も出るが漁師は魚で食っていくのが本来の姿。静かな海にしてほしい。願いはそれだけだ」と言葉をつないだ。

(太字は管理人)

この事態を見て、漁師さんには本当に気の毒だと思う。
その一方で、これほど喜劇的な話はない、と感じるのは私だけでしょうか。
尖閣を国有化した結果、自由に魚を追い求めることができないようになる、なんて。ヘタな構成作家(例えばネトウヨ作家の百田尚樹みたいなアホ)でも思いつかないですね。石原が盛んに領土問題を煽り、「国が国土を守るのに何か文句がありますか」と喚いた結果が地元の漁民の自由操業を阻むというのなら、なんの「国益」だということでしょ。

以前にも書きましたが、私有地を「国有化」すれば領土保全につながるのか、という基本的疑問ですわ。
どこかの国がどこかの土地を買えばそこはその国の領土になるんかよ?ということです。それが正しいのであれば、領土拡大したい国は他の国の土地を買い漁れば良いだけになります。例えば東京の一等地を中国が国有化したらそこは中国領土になるのか?という極端なことと一緒でしょ、理屈とすれば。

極右・石原慎太郎が、地権者から尖閣諸島を東京都が購入すると言い出して、それに慌てた野田が島の国有化などと、その策略にまんまと嵌ってしまい近隣諸国、特に中国と首脳会談すら開けない冷え切った関係に陥ってしまったのはハッキリ言って、石原と地権者のゼニ儲け話に時の政府が振り回された結果でしょう。しかも漁業協定で台湾の漁業が行われている、なんて。ウヨクは台湾好きが多いし、それで良いのだなんてさ、シャレにもなんない。

国境線だとか領土なんてどうでも良いと思っている私にとっては、この尖閣問題もアホらしいかぎりです。
【国益、コクエキ】とかまびすしい連中にとって、この沖縄の漁業関係者がフツーに漁が出来ない、という事態が、アンタらの言う国益に叶ってるのか?ということです。結局のところ、政治問題が先鋭化してしまい、国民だけが割を食うというか、塗炭の苦しみを味わうと、いうことでしかありませんね。

2013年9月11日 (水)

早速、汚染水は「完全ブロックではない」と否定する姑息

2020年、東京五輪開催の奉祝ムード全開のマスゴミ政治屋産業界です。
更なる利権がテメエの懐に転がり込んでくる。当然、銭儲けですから。そりゃ嬉しいのもむべなるかな。

利権の欠片もない、私みたいな一般ピープルは消費圧力がかかるだけでして。要するに権力側に吸い上げられるだけ吸い上げられて、なーんも良いことなんかないのに、今までちっとも知らなかった競技の選手が、何メダルを獲得!と「感動をありがとう!!」などと、なんで涙せにゃならんのでしょうか。
それを五輪が来るんだから素直に喜べばいいのに、これだからサヨクは、という向きがあるようですが、オイラに言わせると、ノウテンキに喜んでる体制翼賛体質の人々がある意味、心底うらやましい。

よくそこまで無邪気に生きていけるもんだなと感心するのですな。まあ、ご本人はそれで幸せなんでしょうから他人がとやかく言うもんでは無いでしょうがね。昨日会社で同僚たちが「東京オリンピック来たねえ、嬉しいね」とか話し合っていて、よほど「何が嬉しいねん」とツッコみたかったのですが、またこの変人の天邪鬼が、と誹られるのも、なんだしと思って黙って聞いてました。まあでも、普段からそう思われてんですけれどね。

ところで招致活動のプレゼンでアベシンゾーが厚かましくも、汚染水問題はコントロールされている、などとノタマッタそうですね。

毎日.JP

東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題が海外メディアに取り上げられる中、安倍晋三首相は「(福島第1原発の)状況はコントロールされている。東京にダメージが与えられることは決してない」と説明したが、演説後の質疑でゲルハルト・ハイベルク委員(ノルウェー)から「東京に影響がないという根拠はなにか」と質問が出た。これに対し、首相は近海モニタリングのデータなどを示し、「汚染水による影響は港湾内の0.3平方キロの範囲内で完全にブロックされている。抜本解決に向けたプログラムを私が責任を持って決定し、すでに着手している」と答えた。

データを示し、というけれど、そんなお手盛りデータを信じるに値するのか、ということでしょう。その件について『完全にブロックと言えないのは確かだ』と、当の経産省幹部は言及、そして東電も「困惑している」そうですから。
http://mainichi.jp/sports/news/20130910ddm002050127000c.html

そんなアベシンゾーの無謀なアドリブと言えるもので招致に成功したって、すぐに馬脚を現すのがクサレ自民党のお家芸です。

ゴミウリ

汚染水の遮断「完全ではない」…菅官房長官

菅官房長官は10日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水漏れについて「全部、水をストップしているということではない」と述べ、周辺海域への拡散を完全には遮断できていないことを認めた。

汚染水を巡っては、安倍首相が7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水による影響は原発の港湾内で完全にブロックされている」と述べていた。これについて、菅氏は「港湾の中も基準値以下だ。汚染水の影響について、完全にブロックされているという表現を使った」と説明した。
「国際公約」となった汚染水問題解決を招致決まった後、こっそり国内で否定するというこの薄汚い姑息さはどうでしょうか。所詮公約なんてもんは破るためにあるようなもんでしょうか。
そーいやコイズミが「公約なんて破ってもたいしたこたあない」などとうそぶいていましたから、これがジミントーのレーゾンデートルですか。
五輪開催を返上するのが筋ってもんでしょ。って言っても無駄か。やれやれ。

2013年9月 7日 (土)

安全な東京でぜひ五輪を 「福島と250キロ離れてるし」と

東京新聞

二〇二〇年夏季五輪開催を目指す東京招致委員会の竹田恒和理事長が、ブエノスアイレスで開いた記者会見で「福島とは離れている。東京は安全だ」と発言したことに、東京電力福島第一原発事故に苦しむ福島県民から「東京が安全ならいいのか」「差別的だ」と反発の声が出ている。

 竹田理事長は四日、原発事故について「東京は水、食物、空気についても非常に安全なレベル」「福島とは二百五十キロ離れている」と述べた。

 

(中略)

 

試験操業が中断に追い込まれた相馬双葉漁業協同組合(相馬市)の佐藤弘行組合長も「『絆』や『復興』ときれい事を言っても、腹の中ではそう思っているということか。試験操業では二重三重に検査して安全なものを出してきた。東京だけ安全だというのはおかしい」と語った。

 

 全住民が避難したままの浪江町の駅前通り。避難先の福島市から、営業していた書店の様子を見に来た郡(こおり)有二さん(64)は「オリンピックの前に、やることがあるんでねえか」と、ため息をついた。

 

「オリンピックの前にやることがあるんでねえか」
まさに、やることあるんでねえの?というところです。

 

2020年の五輪が、現地時間9月7日(日本時間9/8日)に決まるそうですね。オリンピック利権に目が眩んだ、政治屋・土建屋・マスゴミに言わせると、まず最初に「やることは五輪招致です」ということですか。
招致委員会委員長は東京の安全を強調するあまり、「(トキオと)福島は二百五十キロ離れている」というのですから。

 

何がチームニッポンでしょうか。以前に、このブログのサブタイトルにしていたのですが「こんな時だけ絆なんてキレイ事いうな」ということです。

オリンピックなんていつもメダル数を競って、何が楽しいんでしょうか。普段はまったく見向きもしないスポーツなのに、五輪となれば熱狂する。後は国内試合があっても知ったことか、と言う態度のくせに。
しかも公費を湯水のように使うのなら、他にやることあるんでねえの、つーことでしょ。

だいたい外国からも来たくねえわ、こんなとこに。しかもレイシストが大手ふってる国に。

2013年9月 1日 (日)

オバマがシリアに軍事介入を決断

毎日.JP

オバマ米大統領は31日、ホワイトハウスで会見し、シリアのアサド政権に対する限定的な武力行使を決断したと述べた。一方で、武力行使については議会の承認を求めるとも語った。米軍は既に攻撃準備を整えており、いつでも行使に踏み切れる、とした。アサド政権に対しては「(今回の)化学兵器使用は21世紀で最悪なものの一つだ」と非難し、「米国は目をつぶることはできない」と強調した。

「シリア政府」が化学兵器を使用した、というアテのない根拠で軍事介入しようというオバマ。それは反政府側だ、という声もある中、国連の調査団が出国したといいます。イギリスが武力行使を諦めた今、その調査結果も待たずに、議会承認という国内向けのポーズで体裁を取り繕うアメリカ。今度もまた「汚い戦争」を拡大させるのでしょうか。

Democracy Now!

10周年を迎えたサンダンス映画祭ドキュメンタリー部門で初上映された映画『汚い戦争:世界は戦場だ』を制作した調査報道記者のジェレミー・スケイヒル氏と映画監督のリック・ローリー氏が、アフガニスタン、イエメン、ソマリアで拡大を続ける米国の秘密戦争について語りました。2期目を迎えたオバマ大統領は長期にわたる戦争を終結させると宣言したものの、国家機密特権や無人機爆撃を強化し、ブッシュ政権以上に戦争を拡大させた戦争政権だと語ります。

詳しくはDemocracy Now!のサイトへ。

ブッシュ時代のアメリカとオバマのアメリカも。ニッポン同様、二大政党なんてものは、違いを探すのに苦労する程度の「違い」でしかないようです。ネオコンがどうとか、イデオロギーは別にしても、その中の大きな要素の一つに軍需産業がこれからもその企業を維持し発展させていくためには、これまで製造してきた武器弾薬を使用しなきゃ、在庫が増えていくばかりです。いつまでたっても戦争や紛争がなくならないのは、そんな背景もあるのではないかと愚考します。言ってみれば、決算時に在庫一掃する一般企業と同じ理屈でしょうか。デッドストック削減を進めるために、その潤沢な資金で政治家を籠絡するのでしょう。

それはニッポンでの集団的自衛権を、解釈変更だけで容認行使したい思惑のアベシンゾーを筆頭とする「戦争できる国へ」の連中は、自らが戦場には決して行かないことと合わせて、その理屈の根幹に据えている大きな理由かもしれません。

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