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2013年6月20日 (木)

【平塚市】生活保護を不当停止で謝罪

東京新聞

生活保護の就労指導をめぐり、神奈川県平塚市のケースワーカーの不当な対応が明らかになった。以前から「俺に文句があるなら保護費を止めたって構わないんだぞ」と、受給者を脅していたという。行き過ぎた就労指導に、ホームレス支援団体は「人権侵害。就労指導に逆効果だ」と怒りを隠さない。

保護費を止められていた四十代男性は、平塚市内のアパートで暮らす。ホームレス生活から抜け出し、自立して働いていたが、二年前に失業。二〇一一年五月から生活保護を受給していた。

 ホームレス支援団体「神奈川全県夜回り・パトロール交流会」によると、保護費の支給が停止した昨年十月以降、男性は生活に困窮。しばらく三袋入り百五円のうどんを一日一袋で食いつないでいた。光熱費も払えず、電気も一時止められた。昨年十二月十九日夜、男性は痛めていた脚の具合が悪化し、救急車で病院に運ばれた。病院からは栄養失調の影響も指摘された。

 「仕事したくないから病院に行ったのだろう」。搬送された翌日、足を引きずって窓口を訪ねた男性に、ケースワーカーはこう言い放ったという。

 二日後、脚の状態がさらに悪くなり、再び病院へ。脚に血栓ができていることが分かり、緊急手術を受けた。男性は当初、アパートの不動産会社の従業員に「病院に行くとケースワーカーにまた嫌みを言われる」と、病院に行くのも拒んでいた。

 市生活福祉課によると、昨年四月から男性にハローワークに行くよう指導していたが、就労活動の報告書に記録がなかった。ケースワーカーは「違法なやり方と分かっていたが、就労活動に本気になってほしかった」と上司に説明している。

(太字は管理人)

生活保護受給を抑制する「水際作戦」が、粛々と行われているという証左ですね。このケースワーカーも違法だと認識しながら「就労活動に本気になって欲しかった」という言い訳をしています。ホームレスから自立して一時は就労していたこの男性は「失業」したのですから、とやかく言われる筋合いはないと思いますがね。

誰だって失業くらいするでしょう。私も失業の経験は両手で数えるほどありますわ。色んなあれやこれやで、たまたま生活保護に頼らなくて済んだからというだけです。
当然失業保険が受給できなければ、或いは給付が終了すれば、生活保護に頼るしかなかったのでしょう。

『男性は生活に困窮。しばらく三袋入り百五円のうどんを一日一袋で食いつないでいた。光熱費も払えず、電気も一時止められた。』

三袋105円のうどんを、一日一袋で食いつなぐ生活を余儀なくされていて、就労活動もないもんです。うどん1食のカロリーってどれくらいなんでしょうか。調べますと300~400KCalだそうですよ。一日の基礎代謝だけで成人男性なら、1500KCal必要なのです。生存権もなにもあったもんじゃないと思いますがね。

そういった状態で就労に意欲だとか、本気出せだとか。
そんな気持ちになれるものなのかどうなのか。
テメエがそうならないと分からない、想像力の欠如も甚だしいのです。
そんな事よりも、まず体力をつけることからスタートするのが当然でしょう。少し考えればわかりそうなもんです。

自治体では、このケースワーカーみたいな職員に「生活保護費受給抑制」のノルマを課しているんではないかと思われる節があります。
でなければ、違法だと認識しながら、「俺に文句があるなら保護費を打ち切るぞ」なんて恫喝の言葉は吐かないでしょう。

東京新聞

神奈川県平塚市のケースワーカーが昨年十月、生活保護費を受給している四十代の男性に対し、就労意欲がないとして不当に保護費を止めていたことが市への取材で分かった。ホームレス支援団体から抗議を受けるまでの約八十日間、二カ月分の保護費が支給されず、男性は栄養失調で救急搬送された。県は十二日、「明らかな法令違反」として市を指導した。 (中沢誠)

 生活保護法では、行政側の指導に従わない場合、保護費の支給を停止、廃止することができる。ただし、文書で指導した上で、本人の弁明を聞く機会を設けなければならない。平塚市のケースワーカーは、いずれの手続きも踏まず、独断で支給を止めていた。

こうしてトカゲのしっぽ切りか?個人の独断だということで、決着させるのが組織の組織たる所以でしょうか。

まあ抑制の本丸と言えば、アベ政権による生活保護法改悪です。先だっても大阪の北区で餓死したと思われる母子の遺体が発見され、「もっとおいしいものを食べさせてあげたかった」というメモがあったばかりです。
はたしていまや国民は、「健康で文化的な最低限度の生活を受ける権利を」有しているのでしょうか。

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