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2013年1月21日 (月)

『教員を入れ替え、生徒・保護者の意識を改める』などという 橋下の詭弁

前回のエントリーに引き続き、大阪市立高校生徒の自殺問題です。
あれからも橋下のトンデモはエスカレートするばかりです。
その学校の教員の総入れ替えや、廃校の可能性も言及するんだそうで、教育体制が整っていない段階で生徒を募集する方が無責任だと。そして、そんな教育体制で卒業していく生徒は「そういった意識で」社会に出て行く、というのが橋下の持論だそうです。

読売

 大阪市立桜宮高校で体罰を受けた男子生徒(17)が自殺した問題を巡り、今春の入試で同高体育系2科の募集中止を求める橋下徹大阪市長が発言をエスカレートさせている。

 同高教員の総入れ替えや廃校の可能性まで言及。在校生や受験生の思いをなおざりにした対応に批判が上がる。

 「炎の源は教員であり、生徒の意識であり、保護者の意識だと思う。この炎を消すために、まずは教員を入れ替え、生徒、保護者の意識を改めていく」

 18日に開かれた市議会文教経済委員協議会で、橋下市長は、体罰問題を火事に例え、意識改革のために教員の総入れ替えを訴えた。

 高校時代に自らも厳しいラグビー部生活を送った橋下市長は、問題発覚後も「試合中にビンタすることはあり得る」などと体罰を容認する発言を続けた。だが、12日に遺族宅を弔問した後、「スポーツ指導での体罰は一切認めない」と一転。3日後には同高の体育科とスポーツ健康科学科の募集中止を打ち出し、「場合によっては廃校もある」とまで踏み込んだ。

 入試が2月下旬に差し迫った時期だけに、市議会からは「市長の発言が事態を混乱させている」と批判が相次ぎ、「教員を入れ替えろと言うなら、まずは体罰を容認してきた自分が責任を取るべきではないのか」との声も上がる。

 募集継続を求める市立中学校長会の動きには、橋下市長は「教育者失格。そういう校長はいらない」と一蹴した。ある中学校長は「桜宮高校を目指してきた受験生たちの夢を一方的に摘み取るのは、暴力そのものだ」と憤る。

(太字は管理人)

橋下の言い分で、特にわからないのは、『炎の源は教員であり、生徒の意識であり、保護者の意識だと思う。この炎を消すために、まずは教員を入れ替え、生徒、保護者の意識を改めていく』という辺りです。
体罰をふるったその顧問が「炎の源」だというのはまだしも、「生徒の意識と保護者の意識を改める」とはどういう事なんだろ。
橋下のヘリクツだと、この高校の生徒や保護者は、体罰を受けてもそれを遺憾とも、何とも思わない意識を持っているようだから、そういった悪癖、その意識を改めてもらう必要がある、と言ってるのです。
まるで、体罰を受けた側の生徒や保護者も悪いんだ、と言わんばかり。

と言うことはです。
こうなりゃ、こちらもヘリクツをこねさせてもらうけれど。

橋下の言い分だと、この桜宮高校に在籍している生徒や、その保護者たちだけが、体罰を甘んじて受ける、といった意識を持ち合わせているという話ですわね。
大阪に数多(あまた)ある公立高校の中で、この高校に通っている生徒や、そこを受験しようという生徒や、その家族だけが、そういった「意識の持ち主」たちの集まりだということです。

つまり、なんでしょうかね?
この高校だけに、そういった人々が集まるような募集要項でもあったのか。
私は体罰を受けても文句を言いません、などと言う宣誓書にでもサインしたとでも?ありえない話でしょ。
橋下の強弁・詭弁のヘリクツこねくり回しで言うなら、すべての公立高校の教員を入れ替え、生徒の意識と保護者の意識を改めなきゃ、入試の中止は勿論、入学させる訳にはいかん!ということでしょう。

しかも、これは「行政の責任」だと、ぬかしていながら、行政のトップであるテメエの責任は棚上げにしたまま、被害者側である生徒や保護者の責任まで問うという、この錯乱した思考などは如何ともしがたい。
一体全体、この橋下の人格は破綻してないのか?と思わない方が不思議だと思うのですがね。

過去には、体罰容認を喚き散らしていたくせにです。
以前に滋賀県大津市のいじめ自殺問題が起こったとき、対応が後手後手に回り、市長などがかなり批判されたのを見て、橋下は自分にその火の粉が降りかからないように先手を打っているのでしょう。
逆にこの件でパフォーマンスできると踏んだアホのポピュリストは、正義の味方を気取って、その高校と生徒をいけにえにして、市長の責任を問われないように、問題のすり替えを目論んでいるのです。

そうして、ショックを受けている在校生や全く関係のない受験生などの気持ちに思いを致すことなどなく、さらに、市長の権力でパワハラするような橋下が体罰の追い打ちをかけているようなもの。

他人に厳しく責任を押し付けるくせに自分には甘い。そんな度し難い人間のクズみたいな。姑息な橋下の考えそうな。
まあ、そんな辺りでしょう。

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コメント

中学時代あまたの暴力教師によるシバキを目撃してきました。
半分反論します。
私は最初に入試中止を知った時、「保護者生徒の責任」を聞いた時、「アホか」と思いました。
暴力を容認してきた空気はあったのでしょう。責任がないわけではない。保護者生徒他の教師だけではなく、暴力を容認とは言わないまでも徹底して対峙してこなかった我々にも。
だけどそれは原発と同じく、責任の重さが違う。責められる度合いは圧倒的に東電や当該教師、暴力の行使者の方です。我々側の責任は、それを繰り返させないことです。

ですが。
この桜宮高校では、死者が出た後でもOBが「僕らの時はもっと厳しかった」「先生頑張って」と発言し、それが満場の拍手を浴びているという。

こんなセカンドレイプ集団は許せません。
きっと同じ事が繰り返されます。
制度としてのスポーツ枠入試は止めるべきだと考えを変えました。
今更入試目指してた受験生が方向転換できないという理屈はわかります。
それなら今年はやるけど来年以後廃止。合格してもこの学校の自浄努力によって落とし前をつけるまでは部活動は禁止です。
へんせいふうさんのおっしゃる「すべての」についていえば、大阪市のスポーツ枠入試全部止めてもいいとさえ思います。公立学校にそういうものがあっていいのか?あってもいいけど体育科が突出して多いという大阪のあり方はどうなの?と思います。
桜宮高校の体育科の生徒は何らかの運動部に属していなければならないといいます。
逃げ道がないです。クラブを辞める=学校を追われることなんです。
体育科のあり方、制度が暴力容認と自殺者が出てしまったこととに相当の因果関係があるとしか考えられません。

教職員総とっかえについては反対。
先ほどのOBの発言は確かに大多数の支持を得たのかもしれません。
でもきっと唇をかみしめて「違う」と思っている教師親生徒がいます。
我々はそういう人たちを支援していかないといけない。あなた方が正しいんだと。

「暴力に毅然と立ち向かう」橋下は支持します。しかし自分がかつて行い、今この「毅然とした対応」の中でふるっている暴力にも向き合わなければなりません。

つうかおれは悔しい。橋下からこういう案が出てきたことが悔しい。
上記OBのような発言をのさばらせている責任の一端がおれにあることが悔しい。

なめぴょんさん、お久しぶりです。

3年前に死んだ私の父は手が早かった。
私は子どもの頃「体罰」の中で育ってきました。結果、父を恐れ、心底憎んだこともありました。叱られ、暴力が怖いから嘘をついたりして、さらに父の怒りに火を注いだりしました。今のご時世なら、父は警察の厄介になっていたかも知れません。
やはり死んだ私の母親は「アンタは、お父ちゃんみたいになりなや」と口癖のように言っていました。
そんな父を反面教師として育ってきたのです。
まあ、今さら父の悪口をいっても始まりませんがね(笑)。晩年は好々爺になっていましたが。

で、そんな個人の体験から「体罰」なんてものは、人を抑圧こそすれ、何かを成し遂げるために必要だとは決して思えないのです。私の場合は親族からの暴力が多かったのですが、ましてや赤の他人から殴られて好感情を持てるわけがありません。私も小学校の教師から叩かれたことがありました。暴力だけじゃなく「体罰」という意味では、廊下に立たされるといったことも含まれるのでしょうか。

話を橋下のこの件での対処法に戻します。
セカンドレイプをしているのは紛れなく橋下です。権力をかさにパワハラしているのです。それを暴力に毅然と立ち向かう橋下は支持します、などと、とてもじゃないが口が裂けても言えませんね、私は。


「俺たちの頃はもっと厳しかった」「先生頑張れ」と言ったOB達がいたそうですね。
そうですか。よくある、俺らの頃は今よりどうのこうの・・といった類の話でしょう。
だからといって、そういった連中を輩出しているから、桜宮高校は「セカンドレイプ集団」なんですか。
果たして本当にOBなのかは別にして、そういった意識の連中というのは少なからず、ニッポン中、アチラコチラにいるでしょう。

であれば。橋下の伝で言えば、日本中のすべての学校は入試中止にしなければならないですね。
もっと言えば、年間3万人もの自殺者が出るニッポンという国自体がどうなんでしょうか。
橋下はそんな意識を改める必要があると、のたまいますが、そんなことが可能かどうか。
入試を中止したくらいで意識が改まるなら簡単で良いでしょうがね。私にはそんなことは絵空事にしか映らないですね。

することは、徹底した調査とそれに基づいた反省とこれからの取り組みでしょう。決して入試中止だとか、普通科としての募集などではありません。

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