フォト
2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 火山列島のニッポンで地熱発電を利用しない手はないだろう | トップページ | 参詣珍聞:「国民の生活が第一」は破綻したスローガンだとか »

2012年7月10日 (火)

経団連のゴタクを改めて眺めてみる

野田ブタ政権をバックアップしている、財界の圧力団体・経団連。
少し古いニュースですが、大飯原発再稼働に関して、経団連の「ゴネクラ」こと・米倉会長がまあ、ここまで手前勝手なゴタクを並べられるもんだ、つー、酷い記事を発見しましたのでエントリーします。遅いか(笑)。

サンケイ 2012.6.13

経団連の米倉弘昌会長は13日、大阪市内のホテルで会見し、関西電力の大飯原子力発電所第3、4号機の再稼働見通しが強まっていることについて「安全性に対する検討が十分にされており再稼働は当然のことだ」と歓迎した。そのうえで再稼働に対し一部に慎重な考えを示している地元の自治体の首長に対し「国が大丈夫と判断されたのであればそれを信用すべきだ。電力は国民生活の基本のインフラだ。人気取りの政治ではなく国民生活を考えていただきたい」と強調した。

(中略)

一方、政府が検討している2030年までの再生可能エネルギーの導入目標について「再生可能エネルギーは質的に劣る電力だ。それに依存するようなエネルギーの供給体制が果たしてありうるのか」と指摘。太陽光発電の全量買い取りを盛り込み7月1日から試行される再生可能エネルギー特別措置法にも「所得の高い一戸建てに住む人が買い取りをしてもらい、そうでない人に電力料金を払わせる。平等の原則に照らしてどうか。買い取り価格の設定根拠も不明で、数年で直す必要がある」と語った。

会見に先立って行われた経団連と関西会員企業との意見交換会でも再生可能エネルギーの導入論について不満が続出。森詳介関西電力会長は「再生可能エネルギー比率を優先し、コストなど国民生活に与える影響の視点が二の次だ。強い違和感を覚える」と批判。西田厚聰東芝会長も「政府が提案している導入目標数字は意欲的というより野心的で、エネルギーの安定供給を損なう」と指摘。「経済活動をそがないよう留意してもらいたい」と要望した。

(中略)の部分は大阪市のハシゲが大飯原発再稼働に反対していた頃、それを、ゴネクラが批判している箇所です。でも、もはや意味をなさないので割愛しました(笑)。興味のある人はリンク先へ飛んでね。

しかし、まあ。読んでいて、このクソジジイ、なんの寝言をわめいているんだろうか、と思うのです。一応、住友化学という立派な一部上場企業の会長さんで在らせられるんですから、自社の企業価値を、自らのその発言で貶めているということを分かってらっしゃるのでしょうか。まあ、モンサントとなんか業務提携するような会社ですから、企業価値なんて言ってもブラック企業のそれですがねww

「国が大丈夫と判断されたのであればそれを信用すべきだ」とノタマッテいます。今や、小学生でもそんな甘っちょろいことは考えないと思うのですが、このジーさん、本気でそんなことを思ってんでしょうか。
国が「安全、安心だ」と言ってきて、今までどれだけの被害者や犠牲者が出てきたと思ってんのかよ!と言うしかありませんわな。なにより崩壊した原発安全神話をばら撒いてきたのは歴代政府だろが、ボケ。老害も甚だしく、今すぐ在宅で良いからケアを受けて、閉門蟄居でもしてろ、と思いますがね。

ゴネクラは再生可能エネルギーの定額買い取り制度も批判しています。『所得の高い一戸建てに住む人が買い取りをしてもらい、そうでない人に電力料金を払わせる。平等の原則に照らしてどうか。』と、訳知り顔で貧困層の味方を気取ってノウノウとぬかします。テメエさえ儲かれば良いという考えの新自由主義者にとって、あるまじき言動です。
ついさっきは「国が大丈夫だと言ったらそれを信用すべきだ」と言っておきながら、政府の政策を批判するダブスタぶりが、時をおかずに炸裂いたします(笑)。

つまり、大量に電気を消費する企業にとって、買い取り額の負担がテメエの所にも積み上がるのが嫌なんでしょう。何処まで行ってもコスト、コストの銭ゲバぶりです。なにかと言うとすぐに「海外へ出て行かざるを得ない」とコスト増を嫌って国民を人質に恫喝するヤカラ共め。

会員企業に関電がいるんですね。関電会長の発言は『再生可能エネルギー比率を優先し、コストなど国民生活に与える影響の視点が二の次だ。強い違和感を覚える』と言い、国民生活などと、大きく振りかぶって内角高めにビーンボールを投げてきます。
要するに、原発廃炉にされちゃかなわん、という企業エゴの観点から再生可能エネルギーを批判する我田引水です。

でもですね、ここでふと考えるんですが。
守銭奴銭ゲバ強欲大企業が、聖域なきコスト削減、あらゆる所を削って、中小企業を泣かせて叩き、労働者の非正規化を推し進めながら、何故に電力だけは、そのコストカットに積極的に動かないのでしょうか。
また、そのように思えるゴネクラの発言です。

テメエとこの広大な工場の屋根などに太陽光パネルを設置したり、あるいは割安な天然ガス火力発電を設置したりしないんでしょうか。そうすれば自前の電力でモノを生産できる訳で、初期投資はかかるだろうが、長い目で見れば、かなり有効なコストダウンになる筈です。しかも、余剰電力は今しがた批判した買い取り制度によって売電もできるのにw。おかしいですよね、強欲大企業がね。

積極的にならないのは、やはり、前述したように会員企業に電力会社が入っていることと。なにも無理して大規模な投資をして、自然エネの発電設備を造るよりも会員企業である電力会社から大量に消費するからってんで、かなり割引された格安の電力を購入できるからでしょう。その方がお得だというソロバンを弾いているに違いないのですね。或いは大企業に電力会社の関連企業が下請けで入っていたりするんでしょう。

そしてもう一つ、経産省などの官僚とのお手盛り談合の果てに、原発を推進して行くことになるんでしょうな。
まあ、よく言われる手あかのついた言い回しですが、政官財の癒着ということですか。やれやれ。

« 火山列島のニッポンで地熱発電を利用しない手はないだろう | トップページ | 参詣珍聞:「国民の生活が第一」は破綻したスローガンだとか »

ニュース」カテゴリの記事

原発」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530410/55163897

この記事へのトラックバック一覧です: 経団連のゴタクを改めて眺めてみる:

« 火山列島のニッポンで地熱発電を利用しない手はないだろう | トップページ | 参詣珍聞:「国民の生活が第一」は破綻したスローガンだとか »