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2012年6月 8日 (金)

そもそも検察って、有罪確定率を競う、過酷な競争を勝ち抜くグローバリズムの民間企業なのか

朝日デジタル

東京電力女性社員殺害事件の再審請求で、東京高裁第4刑事部(小川正持裁判長)がゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(45)の再審開始と無期懲役刑の執行停止を7日午前に認めたのを受け、東京高検は同日午後、元被告を服役先の横浜刑務所から釈放した。

 元被告は出入国管理法違反(不法残留)の罪で有罪が確定しており、東京入国管理局横浜支局に身柄を移された。強制退去手続きに入り、早ければ数日中に退去となる。母国のネパールに帰国した後に再審開始が確定した場合、再審公判は元被告が出廷しないままで進められるとみられる。

過ぎ去った日々の15年間を考えると、銭カネでは換算できない、ゴビンダさんの人生を縛りつけていたのです。
それでもなおかつ、検察は異議を申し立てているそうですから、これで無罪が確定した場合、当然「国賠」などの話も出てくるであろうから、検察の皆さんのポケットマネーで賄ってほしいもんです。

この報道で、朝日新聞の社説を読むと、二重の意味で腹立たしい感想を抱きます。

朝日新聞社説

15年前にあった東京電力の女性社員殺害事件で、無期懲役刑が確定したネパール国籍の元被告について、東京高裁は裁判をやり直すことをきめた。

 疑わしきは被告人の利益に、という裁判の鉄則をふまえた判断だ。検察側の求めに応じ、十分に主張・立証させたうえで導き出した結論でもある。

 にもかかわらず、検察はただちに異議を申し立てた。理解しがたい対応というほかない。

 元の裁判でも一審は無罪だった。二審で有罪になったが、証拠関係はいかにも脆弱(ぜいじゃく)で、疑問はくすぶり続けた。

 裁判をやり直すか否かをさらに争っても、検察はもちろん、刑事司法全体への不信を一層深めるだけだ。不祥事を受けて昨年制定した「検察の理念」で、「有罪そのものを目的とする姿勢」を厳しく戒めたのに、あれは口先だけだったのか。

 再審開始の決め手の一つは、被害者の体内に残った体液だった。そのDNA型と、殺害現場の部屋にあった第三者の体毛の型が一致し、高裁は「被害者と第三者が部屋で性交渉した可能性を示す」と判断した。有罪の前提だった「被告以外の男が部屋に入ったとは考えがたい」との認定に疑いが生じた。

 この体液は、事件当時は血液型が鑑定されただけで、DNA型は調べられていなかった。捜査を尽くしていれば、と思わずにはいられない。

 問題はそれだけでない。

 体液が冷凍保管されているのを検察側が明らかにしたのは、再審請求の弁護人が証拠開示を求めた3年8カ月後だった。さらに遅れて、別の遺留物についても弁護側に有利な警察の鑑定書が存在することがわかった。

 あまりにひどい話だ。

まさに、ひどい話です。
有力な証拠を血液鑑定だけで済ませ、さらに酷いのが検察にとって不利な証拠の存在を隠していたこと。

つい最近、再審が却下された、名張ぶどう酒事件でも同じ構図です。

そもそも検察は、民間企業でもあるまいし、起訴後の有罪確定率を誇って何になるというのでしょうか?それが90数パーセントだからといって、それが検察の儲けにでもなるのか。利益が上がって税収が増えるとでも言うのだろうか。せいぜいテメエの出世の利益と保身、さらに言えば、検察庁の予算獲得のための方便でしかないのでしょ。

二重の意味で腹立たしいというのは、この社説がエラソーにご高説をたれているからですね。こうですよ。

『疑わしきは被告人の利益に、という裁判の鉄則をふまえた判断だ。検察側の求めに応じ、十分に主張・立証させたうえで導き出した結論でもある。』

「小沢裁判」では、検察の田代という検事の供述調書ねつ造が明らかになっているにも拘らず、それでも「オザワは限りなくクロに近い。説明責任を果たせ」の主張を繰り返した朝日新聞がどの口で「疑わしきは被告人の利益に」だと言うのか?

大新聞社様には、これはダブルスタンダードも甚だしい社説だという自覚があるのですかね。

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コメント

somethingさん、こんにちは

疑わしきは罰せず、疑わしきは被告人の利益、その大原則が,何故か小沢氏の件では適用されません。
マスコミのまさしくダブルスタンダードです。
と言うより、小沢氏だけ例外にしています。

村木事件とどう違うというのでしょうか。
地検特捜部の執拗な捜査でも不起訴、検察審査会の議決を受けても不起訴、捏造報告書で2度目の議決で強制起訴されても、一審は無罪です。
検察も認めた根底に流れる「有罪そのものを目的とする姿勢」を村木事件よりももっと強く感じます。

小沢氏だけを例外にするという理由がどこにも出てきていません。
政治家は別とするなら、基本的な人権侵害だけでなく、検察官僚の絶対権力を認めることにもなります。
(お上とでも言うか)何らかの暗黙の力が働き、小沢氏を政界から抹殺すべしと言う暗黙の了解が大マスコミにあると思えてきてなりません。

愛てんぐさん
コメント遅くなりました。夏風邪でダメダメでした。
結局のところ、土地取得にかかった4億円もの現金はどうしたんだ?の一点なんでしょうね。そんな巨額はきっと裏金に違いない、だから説明せよと、小沢を批判するんでしょうがね。何度も言われているように、いわゆる小沢裁判というものは、当時民主党の党代表にあった、小沢を失脚させるために描いたストーリーなんでしょう。裁判そのものは、破綻しています。かと言って、私は小沢の信者ではありませんがね。

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