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2011年4月29日 (金)

それでも原発再稼働を希望する電力会社

中部電力(チュウデン)が定期点検中の浜岡原子力発電所3号機を7月から稼働させたいと、その旨を発表した。

チュウデンの水野明久社長は会見で「業績見通しの前提としては、収支の計算上、3号の停止を6月末までとした」と語り、7月から稼働したいという希望を表明した。これに対し、“原子力危険不安院”の西山審議官は「事業者としての希望表明であろうと思います。それと実際にそうなるかは別だと、そう考えている」と語り、再稼働については白紙を強調した。

http://youtu.be/Bp_QL393Gls(TBSニュース動画)

~と、まあマスゴミ風に書いてみました。
大地震が想定されている立地の「世界で最も危険な原発」と異名をとる浜岡原発の再稼働を「収支の計算上」という理由で「再開したい」ということだろう。民間の営利企業だし金儲けを第一義に考えるんだろうから、むべなるかな。

つまり、芸のためなら女房も泣かす、という唄の文句ではないが、金のためなら国民を泣かすということでしょうな。「安全・安心より経営上の事由を申し述べました。経営者としてトーゼンであります」と言いたいのでありましょうか。

一方で、電力会社の本社と原発の距離があることも指摘されていまして。この中部電力は名古屋に本社があり、意思決定に時間がかかるとも言われています。
当地の四国唯一の愛媛県伊方原発を擁する四国電力(ヨンデン)も、本社が香川県高松市にあります。先日ようやく、これでは問題だということで松山市に「原子力本部」を移転させる、という決定がされたそうです。

これも、遠く離れた場所に原発を置き、自分たちは原発のない、安全な場所でエラソーに能書きを垂れている訳でして。
電力の需要場所と供給場所の関係とおなじです。しかもヨンデンの場合、愛媛県伊方町に司令部を置かないというから、松山市からまだ距離があるので、少しだけ近づいた、つーことでしかないのですな。

ヨンデンの伊方原発もプルサーマル発電の3号機を4月29日から定期点検で3カ月間の停止に入るそうです。停止後の再開には地元の合意を得たいとも言っていますが、一方で「経常利益400億円を達成したいが、震災で不確定要素が大きい。3号機の再開が大幅にずれ込めば達成は難しい」とこの電力会社の社長さんもやはり、利益達成に言及する訳。
「衣の下から鎧が見えている」と言ったアンバイでしょうね。

さらに、地元ニュースで見たのだが、このヨンデンの千葉社長は「原発の安全性をさらに高める、ということになれば、それは電気料金に反映せざるを得ない」と言ったようです。

ありていに言えば「安全性を高めれば、電気代も高くつくぜ」とドーカツしているのと同じで、その辺のゴロツキと変わらない理屈をノタマッていて、絶対安全だと、今まで喚いていたこともウソでしたと、はからずも認めたようなものですな。

追記:

5月6日菅首相が中部電力浜岡原子力発電所の稼働中の4・5号機を含む全原発の停止を要請したようです。それについては、良しとしてですね。
まあ色々な思惑があるんでしょうが。ただし廃炉ということじゃなくて、津波を防ぐ防潮堤を造れば・・っていう説明みたいですな。

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