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2010年8月17日 (火)

偏西風、南国鹿児島に吹く 前篇

 お盆と云えば帰省。
この酷暑の中、今年も民族大移動があったようだ。私ども家族もその一部となり、高速道路渋滞の担い手として田舎に帰ったのだった。

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(山頂は雲がかかって残念だが、桜島でごわす)

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(鹿児島出身の大スター、ジローさんがさつま揚げと共にお出迎えでごわす)

 「オイがカゴンマ(鹿児島)に帰っせえ、いっぺこっぺされて、しったぁだれた、ちゅう記事を書きもんで、最後まで読んでくいやい」という怪しい鹿児島弁でスタートしたけれど。両親が鹿児島県出身だが、私はネイティブではないので、ハッキリ言ってムチャクチャな鹿児島弁だが、カゴンマ関係者にはお許し願いたい。

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 さて、鹿児島市内一番の繁華街、天文館である。軌道内の芝生が鮮やかなチンチン電車が行き交う、よくある地方の一都市と言った風情だが、聞くところによると鹿児島では白熊を食すという食文化があると聞き、いつか食べたいと思っていた。それは珍しいので、ぜひ食べて見ようと訪れたのでごわす(今時「ごわす」なんて言ってる人を見たことがありません)。

Kagosima_015

 うーむ、どうやら噂は本物だったようだ。こうして動物を擬人化して可愛く見せてはいるが、どうせ食べてしまうのだ。そんな人間のアザトイ偽善が渦巻いていて嫌になるのだが、せっかくこうして訪れたのに食べなくては、という使命感に燃える私は一切の妥協を拒んだのだった。

Kagosima_016

 こうして、はく製にして展示するのも如何なものかとも思うし、白熊にも同情を禁じ得ないのだが、他の生命を頂いて、我が命を維持しているという事実をして人間の業の深さというものを感じつつ、感謝して頂きたいと思うのだ。なに、醤油をかければ、イノシシと変わらない味だろうし、なんとか食えるだろう。
店内は焼き肉店同様煙モウモウのアブラギッシュな様子だと想像していたが、意外と落ち着いた喫茶店と言ったアンバイである。
はやる気持ちを抑えて「白熊」一人前を注文。早くしたたる様なヤツをかぶりつきたいのだったのだったら。

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 あら?、想像していたものより、ポップでカラフルなスイーツという感じで、したたるのはコンデンスミルクだったりするんでございますのよ。

Kagosima_021

食べた。
「白熊」は後頭部を手でトントンして食べないと頭がキンキンしてくるのだった。

と、ここまで読んでいて賢明な読者諸兄はお気づきだと思うが、「白熊」とはフルーツやゼリー状のものをトッピングして練乳をたっぷりかけた、かき氷のことである。「分かってるわい」という多くの声が聴こえそうだ。ではお聞きする。
「白熊」の由来をご存じだろうか。

 トッピングしたレーズンなどが「白熊」の目鼻に見えたところから、きているのだよ、と言っても・・?ご存じでございましたか。

こんな調子で鹿児島探訪は次回のココロに続くのだった。

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コメント

鹿児島名物?「白熊」と言い、二郎さんが鹿児島出身だったことと言い、初めて知ることばかりで勉強になったでごわす(すぐ調子に乗る)。桜島の写真はさすがに雄大ですなあ。てっぺんが雲に隠れている姿が、またいかにも桜島という感じですね。ボリューム満点の白熊の威圧感は、やっぱり桜島がモデルだからでしょうか。

やきとりさん

私も初めて「白熊」を食べたでごわす。
甘いモノ嫌いのやきとりさんには縁がない食べ物でしょうね。
ひとりで食べるにはちょっとしんどいボリュームです。一人前を注文しても、二つスプーンが付いてきました。

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