フォト
2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« ガソリンの暫定税率は廃止すると思う?思わない? | トップページ | 自民党横須賀ツアー、自衛隊法違反? »

2009年12月19日 (土)

偽装請負が雇用関係なしの不当判決

 あまり人気が無いけども、労働問題を記事にいたします。
今日のニュースで知ったのだけれども、パナソニックの子会社と裁判で争っていた方の判決が昨日、最高裁で出ました。二審を破棄し原告の敗訴としたそうです。

不当判決だと思う。

             ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

偽装請負、最高裁「雇用関係ない」 パナソニック子会社

<asahi.com>   2009/12/18

請負会社からパナソニック子会社に派遣され、違法な「偽装請負」の状態のもとで働かされていた吉岡力(つとむ)さん(35)が、同社との間に雇用関係があるかどうかを争った訴訟の上告審判決で、最高裁第二小法廷(中川了滋裁判長)は18日、雇用関係はないとの判断を示し、この点について吉岡さんの敗訴とした。

(中略)

 吉岡さんは「形の上は請負会社に雇われていたが、実際にはプラズマ社と使用従属関係にあった」と主張し、雇用関係があることの確認を求めた。二審・大阪高裁判決は請負会社が吉岡さんと結んだような契約は公序良俗に違反して無効としたうえで、プラズマ社と吉岡さんの間には「黙示の雇用契約」があり、有効な雇用関係が続いていると判断した。

 これに対し、第二小法廷は、プラズマ社が労働者派遣法に違反した状態で吉岡さんを働かせていたと認めたうえで、「仮に違法な労働者派遣でも、そのことだけで労働者と派遣元の間の雇用契約が無効になることはない」と判断。プラズマ社側が吉岡さんの採用に関与したり、給与の額を事実上決定したりしていた事情がなく、黙示の雇用契約も成立していないと結論づけ、二審判決を破棄した。

 吉岡さんの代理人によると、同種訴訟は全国で60以上ある。今回の最高裁の判断に沿えば、「違法な労働者派遣」というだけでは派遣先との直接の雇用関係が認められないことになる。

判決などによると、吉岡さんは2004年1月からプラズマ社の工場で働いていたが、05年5月に大阪労働局に偽装請負を内部告発し、これを受けて同労働局が是正指導をした。第二小法廷は、内部告発への報復として、プラズマ社が従来と異なる業務を命じたことなどを理由に、計90万円の賠償を命じた二審判決の判断は支持。この部分については、吉岡さんの勝訴が確定した。

             ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 最高裁は、違法な状態の派遣労働だという認定はしているのに、黙示の雇用関係はないという判断をした。この判決の持つ意味はその他の裁判の行方にも大きく作用する筈です。

 違法だという、勇気ある、しかも正しいことを言った内部告発者に対して、報復をするようなブラック企業がなにが世界のブランドだというのか。私個人は前から不買を続けている。パナソニックは、偽善むき出しのCSR(企業の社会的責任)などと言う資格はない。

この裁判長の名前は忘れないでおこう。中川了滋氏。

http://blog.livedoor.jp/fmwwewwmf/archives/2009-12.html#20091217

上記のリンクは、原告の吉岡力さんのブログです。

 不当な判決が出ようとも、「この闘いは私がパナソニックの職場に戻るまで続いていくことになります。『勝つまで闘う』の精神で今後とも闘っていきますので、引き続きご支援よろしくお願いいたします。」と力強く語っておられます。

 私自身も、小さな労働審判を経験したことがあるのですが、労働争議の難しさというのは判事の無理解もかなり大きいと思います。
これからも、本当に大変な思いをされるでしょうが、頑張って貰いたいです。

« ガソリンの暫定税率は廃止すると思う?思わない? | トップページ | 自民党横須賀ツアー、自衛隊法違反? »

ニュース」カテゴリの記事

仕事」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/530410/47058439

この記事へのトラックバック一覧です: 偽装請負が雇用関係なしの不当判決:

» 「キャピタリズム〜古き良き日本を懐かしむ〜」であってはいけない [アフガン・イラク・北朝鮮と日本]
 マイケル・ムーア監督の最新作「キャピタリズム〜マネーは踊る〜」ですが、大阪では全国で一番早くに封切られたのですね。12月上旬の封切り直後に、私も見てきました。ブログにアップするのが今になってしまいましたが、今回はこの映画の話題を取り上げてみたいと思います。  キャピタリズム(Capitalism)とは、言うまでもなく資本主義の事。米国では、99%の一般庶民は失業や自宅の差し押さえで四苦八苦し、工場閉鎖で町はゴーストタウンと化しているのに、残り1%の富豪は、失業招いた責任は何も取らず、高給ボーナス... [続きを読む]

« ガソリンの暫定税率は廃止すると思う?思わない? | トップページ | 自民党横須賀ツアー、自衛隊法違反? »