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2009年9月 7日 (月)

民主党さん 派遣法改正も忘れずに

 私の中で、あれほど強く願っていた「打倒自公政権」が一応なされて、政権交代が現実のものになった。そのせいか最近少し、ブログを書くモチベーションが下がり気味で、カッコよく言うと虚脱感?そんなものが少しあって、今日はまあ良いかなんていう日が多くなり。
でも、大変ありがたいことに、こんなグダグダなブログに、毎日のように立ち寄って頂く方がいらっしゃる事実に感謝している、と同時に申し訳ないなと思っています。

 ところで、民主党や野党に批判的な記事のアップは避けてきたのだが、もう選挙も終わったことだし、少し批判をしてみようかなと。
政治ネタを書きだしたのは今年に入ってからで、最初は自分で立ち上げた労働組合結成日記の話から。要するに、自分が派遣切りに有った訳で、そんな理不尽な仕打ちに黙ってへんで!というところからだ。今でも自然と興味は雇用関係などのニュースに集中してしまう。

 自分で労働組合を立ち上げておいて、しかも連合(日本労働組合総連合会)さんの協力を得ておきながら言うのもなんだが、「組織」としての連合は嫌いで(笑)。有る意味、この人たちも雇用の劣化の原因の一つを作ってきたと、今でも思っている。特に大企業内労組。
なぜか?それは企業内労組も結局のところ既得権益を守る団体になっていたからだと考える。

 民主党と社民党は選挙前の合意で、派遣労働者の日雇い派遣の禁止、製造業への派遣の禁止などを打ち出した。政権交替した今、派遣法の改正を早急に法案を提出して欲しい。
合意までの曲折で、民主党は製造業への派遣禁止を反対というか、しぶっていた。この要因は民主党の支持母体である連合が製造業への禁止を打ち出してないからで、この記事を書くにあたって、今日、連合のホームページを閲覧した。派遣法改正のことはたくさん書いてあるのだが、製造業への派遣禁止は、やはり明確には書いてはいなかった。

 どういうことか?私なりに考えてみる。どうも製造業への派遣はそれが彼ら(大企業労組)の立場を守っているからではないか、と邪推してしまう。
つまり、派遣という安価な労働力があってこその国内の製造業の存在。国内の空洞化を招かないための、派遣労働者。
いつの間にか、正社員と非正規労働者という格差が醸成された中で、正社員クラブと言われていたことも否めない。そんな訳で自分たちの雇用を守るため、禁止されては困るんだろうか?と思うのだ。

 製造業の派遣禁止で、これにより仕事が無くなる、或いは請負という隠れ蓑に流れる、なんていう指摘もあるかもしれないが、これからの大手の製造業は派遣じゃなく、期間従業員などの直接雇用にシフトしている、と考える。これも企業の逃げ道になるのだろう。ひょっとして、今度は派遣というよりも「非正規雇用」という大きなくくりでの規制を強化しないと、せっかくの派遣法改正も無駄になるかもしれない。

 期間従業員という問題は細切れの契約で、これも結局のところ不安定な雇用でしかなく、派遣労働の問題を先送りしたに等しいものだと思う。
そしてもう一つ、労働基準法と派遣法の一本化をして貰いたい。
1985年の職業安定法44条で禁じる労働者供給事業の例外として、労働者派遣事業を認めたという馴れ初めからだろうが、派遣法は職業安定課、つまりハローワークの管轄で、労基署の管轄外である。
こんなところにも縦割り行政の弊害がある。派遣労働者の相談窓口として労基署を整備して欲しい。

 実際に私のケースでも、労基署で派遣法の違反を相談したところ「それは安定課の管轄ですから」とハローワークに行けと言われた。
そんな無駄なことはこの政権交代を機に、ぜひ改めて貰いたいと思う今日この頃だ。

2009/09/07   18:31

 

 

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コメント

somethinさん、皆さん、こんばんは

田中康夫が、労働貴族と揶揄していました。
日本の労働組合は55年体制のもとで、労使協調路線で、安泰でした。
加入の労働者だけを守るという体質が、自民党の切り崩しに合い、加入者を減らしてきました。
労働者全体のために戦わないと、どんどん存在意義を失っていきます。
組合組織率は世界では北欧(90%)が高く、日本は18%とかなり低い方です。
組織率の低さが最低賃金の低さに繋がってると思います。
民主党政権になり、中小企業が入れるような、産業別の労働組合など、もっと組合が組織されるように法整備や制度設計すべきように思います。

ハローワークの仕事を奪う、労働者のピンハネをする派遣業者は撲滅すべきです。
専門職だけに限定し、派遣されていないときでも給料を支払うのが、会社です。
派遣されているときだけ、給料を貰うのは、会社とは言わず、口入れ屋です。

期間工の給与体系も法律で制限すべきです。
期限を決めて、雇う場合は、同一賃金同一労働の上に割り増し料金を支払い、休職期間中の生活費も一定負担させなければいけないという法を整備すべきように思います。

愛てんぐさん、コメントありがとうございます。
企業内組合、これが問題ですね。私の考えるところ、産別とか単位組合なんて時代じゃないと思います。
ま、とりあえず派遣法改正の実施でしょうか。
組合運動的には横断的な「ユニオン」が有効でしょうか。そして、縦割り行政の是正。これが大事かと考えます。

ところで。
愛てんぐさん。かなり前からあなたのブログにアクセス出来ないのですが(笑)。
一応ご連絡しておきます。

somethingさん。今晩は。
現代の複雑な、難しい労使関係の中でsomethingさんが頑張って来たことを知りまして、畏敬の念を感じております。
何といったて働く人たちの自覚と運動が社会を前に進め、人々の生命・生活を守ってくれていると思います。おこぼれを頂戴しながら、老骨に鞭を打っております。(^O^;
イギリス、アメリカ、日本の戦前・戦後の労働者の方々も様々な環境の中で、様々なドラマを展開しながら現在に至っているのですね。様々な教訓もあると思います。しかし、この人類の伝統的な取り組みを俯瞰すると、厳しいけれども未来に光明も見えて来ます。さし当たっては、自公政権を退場させましたから、大企業・財界の反撃はあるでしょうが、主権者国民の知恵と力、従来の諸野党の結集した力で、働く人たちを先頭に新しい世の中を創りたいですね。(ヽ_〃;


hamhamさん、コメントありがとうございます。

頑張ったなんて、自分の怒りに任せた行動でして、そんな高尚なものではありません。(笑)
最近、労組批判が自民党あたりから良く出ていましたが、これも憲法を踏みにじる妄言でして、憲法 28条、労働基本法を蔑ろにしています。団結権、団体交渉権、団体行動権。これらを無視することがどれだけ愚かなことか。

ただ、現在の企業内労組と、上部組織の連合は、大きな問題を抱えていると思っています。

somethingさん、こんばんは

『自由が一番!』へのアクセスは、一時、し難かったときもあったような気がしますが、訪問者数をみると、一定水準以上ありますので、それほどでも無いような気がします。
今のところ問題がないので、よく分かりません。

◆技術者等の非正規雇用を明確に禁止すべき

▼民主党は、マニフェスト案において、『原則として製造現場への派遣を禁止』とす
る一方で、『専門業務以外の派遣労働者は常用雇用』としています。『専門業務』の
『常用雇用』が除外され、かつ『専門業務』に技術者 (エンジニア) 等が含まれると
すれば、これは看過できない大きな問題です。
技術者 (エンジニア) 等の非正規雇用 (契約社員・派遣社員・個人請負等) を明確
に禁止しなければなりません。
改正前の労働者派遣法に関する「政令で定める業務」の内容は、技術の進展や社会
情勢の変化に対し時代遅れになっており、非正規雇用の対象業務を、全面的に見直す
必要があります。
また、派遣社員だけではなく、「契約社員」・「個人請負」等を含む非正規雇用を
対象としなければなりません。

【理由】

●技術者等の非正規雇用が『製造現場』の技能職に比べて、賃金・雇用・社会保険等
において有利だという誤解があるならば、そのようなことは全くない。長時間労働
など過酷な労働環境に置かれている割には低賃金の職種で、雇用が安定しているか
というと、『製造現場』の技能職以上に不安定である。

-補足-

(1) 技術者等は離職後の再就職が困難:
技術者等は技能職に比べ、離職後の再就職が困難である。求人の絶対数が少ない。
また、求人とのミスマッチが多い。それは、保持している技術・学歴・経験・資格
等が狭く深い専門分野に特化し、その分野以外では評価されないからである。その
ため、離職中の失業期間が長期化する。再就職のため、習得に時間のかかる技術・
資格等を身に付けようとすれば、それによっても失業期間は長期化する。

技能職はそれに比べ、離職後の再就職が容易である。求人の絶対数が多い。また、
求人とのミスマッチが少ない。それは、保持している技能・学歴・経験・資格等が
広く浅い分野に適応・応用できることによる。

(2) 技術者等の非正規雇用は低所得:

技術者等の非正規雇用は、技能職に比べて高賃金とは言えない。上記(1) に示した
ように再就職が困難なこと、もはや売り手市場ではなくなったこと、納期や成果の
プレッシャー等の理由により、弱い立場に置かれるため、賃金は低く抑えられる。
よって、ハードな職務内容や、短納期で成果を要求されるゆえの長時間労働、保持
している技術・学歴・経験・資格等に見合う賃金は得られない。

また、仮に就業期間の賃金が多少高くても、それが必ずしも高所得を意味しない。
上記(1) に示したように、再就職が困難なため、離職中の失業期間が長期化する。
そのため、技術者等の非正規雇用は、技能職に比べ、仮に就業期間だけで比較して
賃金が高い場合でも、就業期間と失業期間を合わせた平均所得で計算すると決して
十分な所得とは言えない。

たとえば、技能職の非正規雇用が、月10万円の賃金で1年就業して3か月失業する
ことを繰り返すとすると、平均所得は月8万円である。技能職の非正規雇用が禁止
されると、平均所得は月10万円になる。技術者等の非正規雇用が月12万円の賃金で
1年就業して1年失業することを繰り返すとすると、平均所得は月6万円である。

(3) 技術者等の非正規雇用は社会保険等が不利:
技術者等と技能職を比べて、社会保険等において差別されているケースは少ないと
見られる。しかし上記(1) に示したように、離職中の失業期間が長期化する。その
ため、技術者等の非正規雇用は、技能職に比べ、仮に就業期間だけで比較して賃金
が高い場合でも、就業期間と失業期間とを考慮して年金受給額を計算すると決して
十分な所得とは言えない。就業期間は厚生年金、失業期間は国民年金へと加入する
ことを考慮する必要がある。

たとえば、技能職の非正規雇用が、月10万円の賃金で1年就業して3か月失業する
ことを繰り返して25年加入すると、年金受給額は年67万円と試算される。技能職の
非正規雇用が禁止されると、同様に年71万円と試算される。技術者等の非正規雇用
が月12万円の賃金で1年就業して1年失業することを繰り返して25年加入すると、
同様に年62万円と試算される (社会保険庁HP:自分で出来る年金額簡易試算) 。

----

技術者等が『製造現場』の技能職に比べて過酷な労働環境に置かれているにもかか
わらず、非正規雇用として冷遇されるのであれば、技術職より技能職の方が雇用・
生活が安定して良いということになり、技術職の志望者が減少して人材を確保でき
なくなる。努力して技術を身につけるメリットがなくなるため、大学生の工学部・
理学部離れ、子供の理科離れが加速する。一方、技能職の志望者は増加し、技能職
の就職難が拡大する。

●技術者等の非正規雇用が容認されると、マニフェスト案『中小企業憲章』における
『次世代の人材育成』と、『中小企業の技術開発を促進する』ことが困難になる。
また、『技術や技能の継承を容易に』どころか、逆に困難になる。さらに、『環境
分野などの技術革新』、『環境技術の研究開発・実用化を進めること』、および、
『イノベーション等による新産業を育成』も困難になる。

頻繁に人員・職場が変わるような環境では、企業への帰属意識が希薄になるため、
技術の蓄積・継承を行おうとする精神的な動機が低下する。また、そのための工数
が物理的に必要になるため、さらに非効率になる。事業者は非正規労働者を安易に
調達することにより、社内教育を放棄して『次世代の人材育成』を行わないように
なる。技術職の魅力が低下して人材が集まらなくなるため、技術革新が鈍化、産業
が停滞する。結局、企業が技能職の雇用を持続することも困難になる。

●派遣社員だけではなく、「契約社員」・「個人請負」等を含む非正規雇用を対象と
しなければ、単に派遣社員が「契約社員」・「個人請負」等に切り替わるだけで、
雇用破壊の問題は解決しない。

企業は派遣社員を「契約社員」や「個人請負」等に切り替えて、1年や3年で次々
に契約を解除することになり、現状と大差ない。

▲上記の様に、『製造現場への派遣を禁止』するにもかかわらず、技術者等の非正規
雇用 (契約社員・派遣社員・個人請負等) を禁止しないのであれば、技能職より雇用
が不安定となった技術職の志望者が減少していきます。そして、技術開発・技術革新
や技術の継承が困難になるなどの要因が次第に蓄積し、企業の技術力は長期的に低下
していきます。その結果、企業が技能職の雇用を持続することも困難になります。

これを回避するには、改正前の労働者派遣法に関する「政令で定める業務」の内容
を見直して技術者等の非正規雇用を禁止し、むしろ技術者等の待遇を改善して、人材
を技術職に誘導することが必要です。これにより、技術者等は長期的に安心して技術
開発・技術革新に取り組むことに専念できるようになります。その成果として産業が
発展し、これにより技能職の雇用を持続することが可能になります。

もしも、以上のことが理解できないのであれば、管理職になる一歩手前のクラスの
労働者ら (財界人・経営者・役員・管理職ではないこと) に対し意識調査をするか、
または、その立場で考えられる雇用問題の研究者をブレーンに採用して、政策を立案
することが必要です。

◆技術者等の非正規雇用を明確に禁止すべき | 逆マニフェストを創ろう
http://6114.teacup.com/manifesto/bbs/11

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