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2009年2月 8日 (日)

モラルハザード

 雇われて生活している身にとって、雇っている側の論理はどこまで行っても納得できるものではない。

>生産をする過程において、雇用が派生するのであり、生産をしなければ当然雇用も派生しない。だから生産を強化してこそ、企業が存続できるのだ。
競争力の無い企業は淘汰されるし、それこそ雇用が失われる。<
という考え方が学者(お抱えの)あたりからよく言われる。企業が競争力をつけるには、生産調整と共に、雇用調整もしなければならないとの御高説である。

全く理解不能である。
じゃ企業というものはなぜ、生産をするのだろうか?雇用をする為?
いや、学者先生の伝でいけば、雇用をするために生産はしない。生産する為に雇用するのだ。
生産した物は誰に流通するのだ?販売するのだろうか?雇用者は同時に消費者でもあるのだ。

さらに、>国際的に競争している企業は、非正規雇用者を活用して柔軟な経営を確保しなければ、生産拠点を海外に移してしまい、それこそ雇用が失われてしまう<
などと言うのである。これは必ず法人税を増額すると言えば、出てくる論理でもある。今回は派遣切りに対して批判が増えたので、それを避ける意味合いもあるのだろう。

海外に拠点を移すと言うのなら、本社機能のある法人に莫大な税金をかければいいのだ。
税金を払うのが厭なら本社まで海外に移すのだろう。
はたしてそれは、もはや日本企業ではあるまい。
メイドインジャパンを売りにしたいくせに、拠点を海外に移すとなればそれこそ、企業の存在理由は無い。

笑い話だが、私が以前派遣されていたパナソニックの子会社では、研修制度を利用して、中国人をデジタルカメラの製造ラインで働かせ、その完成品パッケージには、大きく【MADE IN JAPAN】とプリントしてあったのだ。
MADE in JAPANは間違いないだろうが、【by CHINESE】と入れた方が正しいのだが。

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