野田ブーよ、消費税増税は輸出戻し税の廃止と労働供給の消費税を免税してから言え
昨日の野田ブーの聴くに堪えない施政方針演説には、ホトホト呆れさせてもらいましたね。
消費税増税を政治生命をかけてやりぬくつもりだとか、不退転の決意だとかを語ったそうです。しかも、ジミントーの歴代首相の言葉を引用して「あんたらも消費税増税賛成なんだろ?与野党話し合いをしようと言ってたじゃん」と引っ張り込もうという算段らしいです。
野田佳彦首相は24日の施政方針演説で、消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革に関する協議入りを野党に強く求め、「消費税国会」の与野党攻防が幕を開けた。自民党政権時代の福田康夫、麻生太郎両元首相の施政方針演説を引用して自身の正当性を主張する野田首相の論法はかえって野党側の反発を招き、消費増税に政治生命をかける首相の決意は空回り気味。
まあ、しかし同じ穴のムジナ同士、どっちに転んでも消費税増税でありまして。今の段階での、立場を語っているにすぎないのです。攻守変われば、全く逆の話をするだけですわな。
ところで、執拗に何度でも記事にしますが(笑)。
消費税の問題点を整理しますと。
1、税の逆進性が強い
2、輸出戻し税で大企業だけが恩恵を受ける
3、仕入れ税額控除で非正規雇用が増える
4、課税免税額が年商1000万円という低い点
というあたりでしょうか。
1と2については、よく言われるところでありますが、3と4についてはあまり云々されてきませんでした。拙ブログでは斉藤貴男氏の「消費税のカラクリ」を引用して記事にしました。4番は自営業者の方にとってはガンみたいなものでしょう。私は、俸給生活者の視点から特に腹立たしいのが3の問題です。
仕入れ税額控除というのは、製造から卸売りを何度も経ることで税が積みあがり、最終的に消費者の手に渡る時には、税に税が乗っかった状態になるのを防ぐ意味で消費税を控除していく制度です。
ところが、部品や資材に消費税がかかるだけならまだしも、人件費でもある派遣費用に消費税がかかるというところを「悪用」して、大企業などが派遣や下請けに労働を集約していくのです。
正社員の労働に対しては、その賃金に消費税なんかかかりません。派遣労働などに消費税がかかるのです。
結果、その消費税を控除することで節税になり、正社員が同じ労働をすることよりも企業にとってはムチャクチャ「旨み」があるのです。そうなると、当然正社員を減らして派遣や下請けに仕事をまわすことになります。
これが、「輸出戻し税」とともに、経団連などの強欲大企業が消費税増税を推し進める理由の一つになっているのです。
消費税増税するのは社会保障のためだ、という。
ならば、派遣や請負など人の労働供給には消費税を免税するべきだろう、と思います。おそらく大企業の反対でそれは実現しないでしょうが。
であれば、労働基準法第6条「業として他人の就業に介入して利益を得てはならない」という中間搾取の禁止を全てに適用して一切派遣などの人的供給業を認めないかのどちらかだろう、と思いますが。如何でしょう。




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